
会員がお客様に対して、永続性を持って 最善のサービスを提供することを第一とし
あわせて保険業界、代理店の成長・発展に寄与する
保険代理店業界におきましては、コンプライアンスの遵守、個人情報保護法をはじめとする法令順守への対応など、多くの課題を抱えております。 このような課題に対して、代理店が保険販売の担い手として、課題を自ら解決できる能力を備えることは、保険代理店の企業防衛上欠かすことの出来ない重要なテーマであるということは言うまでもありません。 しかしながら、これら多くの課題を単体代理店のみで解決することは難しくなってきており、保険代理店同士あるいは保険代理店と保険会社が協調・連携して課題解決に取り組んでいくことが、お客様により良いサービスをご提供するために必要だと考えております。
設立に当たっては、保険会社等関係機関にご理解、ご賛同していただくことが前提であることは言うまでもありませんが、双方が相手方の特性を十分理解し、対等なパートナーであるという認識のもと、それぞれの強みを活かし合える組織化を行うことにより、それぞれが単体で行う以上の相乗効果が生み出されるものと確信しております。
以上、お客様の立場に立ち、永続性をもって多様なニーズ等に応え最善のサービスを提供すること、合わせて保険業界、代理店の成長・発展に寄与することを目的として「保険乗合代理店協会」を設立いたしました。主旨等をご理解、ご賛同いただき、「保険乗合代理店協会」に参加下さることを期待しております。

お客様に信頼され、
最善の利益を提供できる質の高い、
健全な代理店、募集人へ
会員の皆様、日頃は当協会の活動へのご理解とご協力をいただきありがとうございます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により罹患された皆さまには、謹んでお見舞い 申し上げますとともに、一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。 世界が新型コロナと闘う中、令和2 年度を迎えることとなりました。
保険業界、特に乗合保険代理店 にとって本年度はどんな年になるのでしょうか。
ここ数年は、委託型募集人の適正化、保険業法改正、顧客本位の業務運営方針の公表と(以下FD 宣 言)とKPI化、と立て続けに業界変革の波が押し寄せ、昨年にはバレンタインショック(損金性法人 保険の売止め)や簡保生命の不適切募集問題等、そして今回の騒動、保険業界に大きく影響を与える事 案が続いております。このような業界内外の大変化の中、テクノロジーの進化(インシュアテック)や 募集品質の向上と連動した手数料体系の変更等により更に加速され、より健全な保険代理店、募集人し か生き残れない業界に変化していくことが予想されます。
そんな中、弊協会はこの大変革期をむしろチ ャンスと捉え、協会加盟代理店の募集品質の向上に取組み、その結果としてお客様に信頼され、選ばれ る質の高い代理店、募集人集団を育成するための研鑽を続けていく所存です。
弊協会の方針である、
「顧客本位の業務運営を徹底し、乗合保険代理店を健全な業界にするとともに、消費者や社会から信頼される業界に発展させていこう。 ~消費者から信頼されるための態勢整備の確立と、顧客本位の業務運営 を意識した経営に取組み、乗合保険代理業の社会的地位を向上させていこう~ 」
というスローガンの下、引き続き、乗合保険代理店の健全化に向けた啓蒙活動や募集品質、業務品質 向上のための情報提供やアドバイスを積極的に行う所存です。
既に業法が改正されて4年が経過しましたが、単独では将来展望が描けない代理店の大手資本への事 業譲渡や保険会社の直資代理店への吸収が相次いでいます。
また、日本の少子高齢化、マイナス金利政 策、そして今回の新型コロナへの対応も保険業界に大きな影響を与えています。間違いなく、今年度は 昨年度以上に大きな変化の年になるでしょう。
我々はこの大きな変化を「変わる」チャンスと捉えつつ、保険商品本来の「あんしん」という社会イ ンフラを提供することを使命とし、この業界に誇りとやりがいを持って働こうとする若者たちに保険ビ ジネスの魅力を伝え、招き入れていくための啓蒙活動の必要性を感じています。
私たち保代協はこの大 きな課題も重要視し、団体としてその解を求めながら粛々と活動を行っていく所存です。 皆さま、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人保険乗合代理店協会
理事長 堀井 計
顧客本位の業務運営を徹底し、乗合保険代理店を健全な業界にするとともに、消費者や社会から信頼される業界に発展させていこう。
~消費者から信頼されるための態勢整備の確立と、顧客本位の業務運営
を意識した経営に取組み、乗合保険代理業の社会的地位を向上させていこう~
- 会員による満足度向上
- 会員ニーズの把握のためアンケートの複数回実施
- 全体会議・定例会等のウェブ放送継続
- 会員向けセミナー(首都圏対象;一部有料)の提供準備
- 保代協体制の強化
- 生保協会・日本代協との連携強化
- 金融庁・厚労省・政界とのコミュニケーション継続
- 「募集品質評価項目の標準化」のため、委員会等での評議・研究
- 顧客本位の業務運営向上のための各種委員会の充実
- 顧客本位の募集品・生産性質向上委員会の継続
- (2)③のために委員会への参加啓蒙
- 保代協に関する認知度向上
- 認知度向上のためのホームページの活性化
- 保険会社との共催セミナーの継続開催


〒107-0052
東京都港区赤坂7丁目10-6 ストークビル赤坂 8F
TEL 03-6884-1181 / FAX 03-6736-0677